不動産コンサルティングの住宅比較株式会社

スタッフブログ

2022.12.24

日経新聞 私の履歴書 リッカルド・ムーテイ23を読んで

【本文】

スカラ座では1986年から2005年まで19年間、音楽監督を務めた。その間にいろいろなことがあったが、1995年6月2日の「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」で起きた事件はいまだに記憶に新しい。劇場は長い間、オーケストラの組合と雇用問題を抱えていた。この日はとくに外国人の観客も多く満席だった。開演30分前のことだ。フォンターナ総裁が「オーケストラがストライキを決め、公演を中止せざるをえない」と言ってきた。…

【感想】

突然のイレギュラーでも、機転を効かせて切り抜ける決断力、しかも観客を魅了する演出を提供する。こういう一面も、著者が皆から親しまれ、一流の指揮者たる所以ではないでしょうか。昔から、色々な楽器に精通していたことが活かされたのだと思います。私でしたら公演を中止にしていたかもしれません。休んでいる暇はありません。どんなイレギュラーにも対応できるよう、日々勉強が必要だと感じました。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.12.23

日経新聞 私の履歴書 リッカルド・ムーテイ22を読んで

【本文】

いよいよ「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」の幕が上がると、客席には緊張感があふれ、凍り付くような空気が漂っていた。第1幕の終わりになっても異様に静かなままだった。これでは成功は望めないのではないかと感じた私は思い切ってあの武器を使うことにした。スカラ座の観客に何か特別なことをする必要があると思ったからだ。私はヴィオレッタ役のティツィアーナに合図を出した。うまくいかなかったら「大惨事」になることはわ買っていた。…

【感想】

著者は、この椿姫で新しい扉を開いたのだと思いました。今までと同じことをやっていてもただの指揮者で終わっていたに違いありません。一つずつ壁を破ってきたからこそ、皆様から支持される偉大いな指揮者となったのだと思います。私たちも今までの慣習を当たり前と思わず、新しいものを取り入れたり、挑戦することで、課題も出てきます。この壁を一つずつ破ることで新しい業態ができるのだと思いました。IT重説に向けて挑戦しましょう。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.12.23

日経新聞 私の履歴書 リッカルド・ムーテイ21を読んで

【本文】

作曲家ジュゼッペ・ヴェルディへの思いを聞かれると、私はいつもこう答えてきた。もし、あの世でベートーヴェンやワーグナーに「リッカルド、君の解釈は間違っていたぞ」と言われても耐えられるだろう。だが、ヴェルディに言われたら劇場のオーケストラピットに身を隠し、消え入りたいと思うに違いない。父の美声や故郷モルフェッタのバンダ演奏でヴェルディを少しずつ知り、バーリ、ナポリ、ミラノで音楽を学び、さらにフィレンツエで彼のオペラ上演に取り組んできた結果、私のヴェルデイに対する畏敬の念は強まった。…

【感想】

著者は今まで眠っていた作品、観衆が演じることを拒んでいた作品を自分の信念のもと、世に甦らそうと行動しました。誰かが行動しないと何も変わらない、それは今を生きる私たちにも通づるところがあります。不動産業界でも、対面契約、署名捺印、書類保管など昔からの流れがあり、これでは時代錯誤です。IT重説を推進して時間の無駄、書類保管の無駄を省いた新しい住宅比較株式会社を創造してまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.12.22

日経新聞 私の履歴書 リッカルド・ムーティ20を読んで

【本文】

指揮者ユージン・オーマンディ率いるフィラデルフィア管弦楽団がフィレンツェにやって来たのは1971年のことだ。私は彼らのコンサートに行き、演奏に魅せられた。何より音の正確さに感心した。…

【感想】

著者のような指揮者でも、奏者から「なぜレスピーギを演奏しないのですか」と言われ、自分の思い込みに気づかされた。私も今までの思い込みを捨てて、人に指摘されたことに素直に耳を傾け、仕事の取り組んでまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.12.21

日経新聞 私の課長時代を読んで

住宅比較株式会社の吉田です。

今週の『私の課長時代』を読んでの感想です。

積水化学工業株式会社 加藤敬太氏

①自費で英会話教室に通う

②顧客のクレームは原因を明確にし素早い対応と再発防止

この2点が私の印象に残りました。

京都大学を経て積水化学工業に入社した加藤氏は、米国赴任にて技術の差を痛感し

日本での作業工程の変更を提案しますが現場からは反対の声が上がります。

最後までその提案を貫き、最後はチームの協力を得て1年後に試作品を完成させます。

小さく失敗する、心配を繰り返さない、失敗を活かす

弊社でも言われていることを大企業の社長は実践していると思いました。

住宅比較株式会社

吉田 真樹

2022.12.20

日経新聞 私の履歴書 リッカルド・ムーテイ19を読んで

【本文】

ここでもう一人、指揮者の思い出を記そう。カルロス・クライバー。私の真の友人である。カルロスは極端にレパートリーが少ないと言われている。例えばブラームスの4つある交響曲では第2番と第4番しか指揮しなかったはずだ。だが、私は彼ほど音楽に関する広い知識を持った指揮者を知らない。一度、彼はこう嘆いたことがある。「楽譜に書かれているものを音にすると、何か魔法が失われるような気がするね」。だから演奏することに慎重になり、そのあげくキャンセルすることが多かったのかもしれない。…

【感想】

著者が「ばらの騎士」を指揮するという話が持ち上がった時、自身が「言葉も含めオペラを完全に理解しないと指揮はできないと思っているのでもともと振るつもりはなかった。」というこだわりに注視しました。私もお客様の大切な不動産購入の手伝いをしているのに、ただご要望を聞いただけのヒアリングで土地提案してはいけません。今回のお客様は何を求めているのか、何を一番重視されているのか、優先順位は何か、など本心を理解しないと間違った提案になります。わからなければ、会いに行って聞いてくる習慣をしてまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.12.19

日経新聞 私の履歴書 リッカルド・ムーテイ18を読んで

【本文】

モーツァルトはイタリア語を話すというレベルを超えて、この言語の独特な発音や言葉の抑揚を完全に理解していたに違いない。彼と台本作者ダ・ポンテは自由主義者にして、人生を楽しむ達人であり、オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」のセリフと音楽には2人の才能が遺憾なく発揮されている。レチタティーヴォ(語りのような独唱)では人生とは何かが伝わり、内容は奥深い。一方でエロチックな表現も随所にある。…

【感想】

モーツァルトの音楽では、「人間の欠点、裏切り、嫉妬、不正など」が描かれ、それをとがめるような扱いは決してせず、人間のありのままの姿を音楽にしているから、人々の人生の慰みになる。… 何事も悪い報告を後回しにする、隠す、感覚が身についてしまっております。悪いことから報告する習慣を身につけ、成功者の意見、指示を聞くことであるべき姿に近づいていくのだと思いました。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.12.18

日経新聞 私の履歴書 リッカルド・ムーテイ17を読んで

【本文】

あの大指揮者ベームが人気を博したオペラを自分が指揮するかどうか。カラヤンからの電話に返事をためらい、「少し考えさせてください」と言うと、今、イエスかノーか答えろという。それならと腹をくくり、「マエストロがそう言ってくださるなら、あなたの責任ということで引き受けます」と伝えた。するとまたカラヤンらしい物言いで「わかった。だが、これはまだ内緒にしていてほしい。これからザルツブルク音楽祭の理事らを説得する」。…

【感想】

「よい指揮者は30年経っても自分と共演する音楽家に本質的に同じことを繰り返すことができるほどの忍耐力を持っている」非常に重たい言葉だと思いました。同じことを繰り返し続ける、継続する、本質的な事は変えずに接し伝え続けることの難しさ、何事においても大切だと思いました。基本的なことは遵守し、時代に合ったスタイルで適切に対応する。「生きた音楽=お客様が求めているもの」その時代に応じて対応していくことが私たちも必要だと思いました。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

2022.12.17

日経新聞 私の履歴書リッカルド・ムーテイ16を読んで

【本文】

1971年、私はカラヤンによってザルツブルク音楽祭に招かれ、ウィーン・フィルを初めて指揮することになった。招待の話があったとき、あまりに意外なことで私は誰か別の指揮者と勘違いしているのではないかと思った。カラヤンはまだ30歳の自分を何故引き立ててくれたのか。今では思い当たるフシがある。当時、カラヤンの恩師にして友人のベルンハルト・パウムガルトナーの娘さんがフィレンツェで暮らしており、彼女が五月音楽祭の劇場専属指揮者だった私のことを推薦してくれたらしい。…

【感想】

音の響きを何よりも大切にするカラヤンから、「本当に探さなければいけない相手はどこにいても見つけ出す」と言っていただけるほど、著者が人を惹きつける指揮者になってきたと思いました。どんな仕事もプロ意識を持って、「お客様のために」を第一に考え、ご提案すること、常にお客様のことを考え気にかけて行動することで、お客様から、何でも相談される様になるのではと思いました。少しづづでも実践してまいります。

住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠

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