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日経新聞 私の履歴書を読んで(11)
2022.09.11
【本文】
父から継いだ交通文化事業社は1948年の創業だ。駅構内の看板などの駅広告を手掛けていた。会社といっても父の存命中は完全なワンマン経営。父が長年培ってきた鉄道人脈が拠り所の会社だから仕方がない面はあったが、問題は社員が全く居付かないことだった。少額の経理伝票まで自分で計算し直す用心深さに加え、1円でも違えば大声で怒鳴りまくるから、若い社員が長続きするはずがない。大卒6人、高卒4人を採用した年があったが、3年で全員がいなくなり、中途採用はわずか1年間で60人も辞めた。…
【感想】
父のワンマン経営の会社体質から会社の中長期的な戦略を立てて、社員に会社の未来を映し出すことで社員の働き方にも影響を与え、社員一人一人を大切にするリーダーとしての資質が感じられました。
鉄道広告のあり方から疑問に思い、専門家の意見を聞いて新しい広告表現を実行していく行動力にも驚かされました。
何事にも現状維持するだけでなく、常に日常に疑問を持ち、社会に貢献でき、お客様に喜ばれる行動ができるよう、日々精進して参ります。
住宅比較株式会社 浦和店 赤松 誠