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日経新聞 私の履歴書を読んで 吉野 彰氏(3)
2021.10.03
化学キッズ
子どものころから好奇心が旺盛で、何でも自分で確かめないと気がすまない性分だった。ずいぶん危なっかしいこともやった。小学生時代はませた少年で、現代風にいえばさしずめ、やんちゃな化学キッズといったところか。敗戦から10年ほどたち、日本はまだ貧しいながらも身のまわりの物はどんどん増えていた。関西電力の技術者だった父の考えもあったのか、吉野家は子ども向けの科学雑誌を毎月購読していた。それを読みかじっては、ままごとのような実験に取り組んだ。
科学雑誌読み何でも実験 〜感銘を受けた「ロウソクの化学」
ファラデーのロウソクの科学を読むと面白いよと勧められたのも、このころだ。さっそく読み始めると驚いた。ろうそくはなぜ燃えるのか、芯は何のためにあるのか、光はなぜ黄色なのか・・・子供が抱きそうな素朴な疑問を取り上げては答えていて、小学生の頭でもそれなりに理解できた。・・・この本とは一生の付き合いとなり、今でも感銘する。
偉人の記事や話をみると愛読書や自身の転機になった・影響を受けたという書籍があることをよく見ました。私は今まで新聞や書籍をほとんど読まずにおりました。学校の教科書くらいでした。
人生の転機になる書籍・影響を受ける本に出会えるよう、読んでいこうと思います。
心機一転
住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉