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日経新聞 私の履歴書を読んで 吉野 彰氏 (10)
2021.10.12
始動
1982年、川崎市の旭ダウ研究部門で電気を通すプラスチックであるポリアセチレンの試作ラインが完成した。のちにノーベル化学賞を受ける白川英樹・筑波大学教授が発見した導電性高分子をつくるラインである。
白川教授と共同研究していた京都大学の山邉時雄教授の研究室に通い詰め、合成技術を教えてもらった。前年にノーベル化学賞を受賞された福井謙一先生が退官され、山邉先生が後任に就いていた。
電池研究 電極へ応用に的 ライバル多く市場調査
吉野氏の電池研究がスタートし、何をどういうものを作るかはもちろん市場で求められるものの調査を行い研究が続けられた話が載っていました。
吉野氏の研究は作りたいものを作るのではなく、何が必要とされ作るのか。
営業が売りたいものを売るのではなく、お客様が欲しいものを売る。営業が推測するのではなく、お客様が何が欲しいのか聴き、それに対して全力で応えることが大切。お客様の話をしっかり聴きます。
住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉