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日経新聞 私の履歴書 を読んで 山本耀司氏 (2)
2021.09.17
黒の衝撃
賛否両論揺れる西洋の美
直線裁ちや着物の柄など日本人デザイナーが安易に打ち出しやすい要素を全て排除した。へそ曲がりなので外国人に受けそうなことはあえてしたくなかった。
山本耀司氏がパリで初めてショーを行うときのことが載せられておりました。
黒、穴あき、左右非対称などと西洋の洋服作りではタブーとされた伝統を根底から覆すような作風を実験するように繰り返しショーで披露した。これが「黒の衝撃」と呼ばれる激しい論争を巻き起こしモード界全体を揺さぶる。当初はメディアの反応は否定的、露骨に不快感を示す論調や辛辣な記事が多かった。西洋の伝統的な美意識や秩序を冒涜する日本人の挑発だとされてしまった。
一方で革新系メディアを中心に新たな服の着こなしと賛辞する記事も増えていきこうした論評に触発され奮起できた。自分の作品がメディアから完全に無視されるよりは批判された方がずっとマシかもしれない。
山本氏の自身のスタイルを貫き、受け入れられることを優先するのではなく、新しい文化を作ることを貫き通すことを優先した決断に魅力を感じました。私であれば相手にどう見られるかプラスになるでもマイナスになるでもない状況を維持したいと考えてしまいますが、周りに影響を与え批判されても自身の行動・考えを貫き続けることの凄さを知りました。
成長・発展を常に見ている方の視点、こういった視点で物事を見れるようになりたい・・・
住宅比較株式会社
竹内・中津