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【宅建勉強会の軌跡】第6話
2025.01.06
~契約したのは自分のおかげ 集客は会社がするものだ~
初契約を終え、周りに「皆様のおかげでご契約いただきました」と言った。
同期や周りの営業所の先輩たちには「凄いね」「良かったね」と言ってもらえた。
ただ本当は、【契約なんて簡単】【先輩たちの営業力が低いな】と思った。
【集客さえ出来ていれば契約は取れるでしょ】
早く営業店ではなく、花形の【住宅展示場勤務】にさせてもらえないのだろうか。
営業店の3つの仕事【①飛び込み営業②電話アプローチ③チラシ投函】の数が徐々に減っていった。気持ちは【契約を取ること】でいっぱいだ。集客さえ出来ていれば契約は取れる。お客様がいつも来場する住宅展示場に早く配属されたい。
そんな思いから1年弱が過ぎ、全く契約が取れていない私がいた。
同期の年間トップは契約3件で、新人賞は一番貧弱そうなIくんが取得した。
彼は、飛び込み営業や現場見学会から契約をあげていた。
私の考えは2つだった。
【たまたま良いお客様がいたのだろう】
【本社に近い営業所だったから会社の認知度が違うからだ】
そんな折、その思いと裏腹に、N営業所長は、営業所全営業マンに【議事録1000分】をノルマに課した。一週間、お客様との商談時間を1000分(約16.5時間)とし、それを証明するために【商談議事録にお客様のサインをもらう】というものだった。
過酷な【毎週】が始まった。