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【宅建勉強会の軌跡】第55話
~ 本試験当日 そして ~
この2月からの8ヶ月間、生徒さん5名は、【各々の限界】と戦ってくれていたと思う。
最初のうちは、病気やら何やらがあり勉強会を休もうとする人もいたが、毎日このグループLINEと関わることで、
3ヶ月くらい経った時には休む人もいなくなり、【習慣】に変わったと感じた。
毎日コツコツ続けると【習慣】になる。心から体感できたと思う。
人に教えるのがとても下手で、【自分でやってしまった方が早い】と思ってしまうのが私の人間性だ。
「他人の手絡を自分の手絡のようにしているね。」と言われたことが人生の中であった。
とても辛かった。でも辛いと思ったということは、「そうかもしれない」と思えてしまったからだ。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
山本五十六の言葉だ。
私は、最初の【やってみせ】をやらずに偉そうに意見していたのだと思う。
この宅建勉強会講師を通じて、痛感出来たことだ。
毎日LINEグループに参加し、生徒さんより宅建を勉強し、いつでも解答出来るように努力した。
ただ、勉強していることは生徒さんには言わなかった。
本音はとても辛かった。誰かに褒めて欲しかった。
私は、マネージャーとしては失格なのかもしれない。
ただ、その現状を把握出来たことが大きな財産だと思えた。
各々生徒さんも本職の仕事がメインだが、【期間を決めればゴールがあるので頑張れる】というのも分かった。
本試験当日、生徒さんに送ったLINEは、「落ち着いて、一問一問を楽しんでね!」だった。
生徒さん各々から、「会場につきました。」「みんなと合流しました!」との返信。
いよいよ試験開始だ。「みんな、ガンバレ!!」