不動産コンサルティングの住宅比較株式会社

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【宅建勉強会の軌跡】第51話

2025.02.20

~ 模試と過去問 チーム4人での奮闘 ~

NHさん離脱から2週間。

毎日、LINEで勉強報告とニュアンスが分からない所を質問していたNHさんが抜け、

ぽっかり穴が開いたようなそんな気分の中、弊社社員のTさんが勉強報告をしっかりしてくれるようになった。

Nさんもエンジンが全開になったようで、仕事から帰った22時くらいから夜中の2時くらいまでしっかり勉強しているようだった。

AさんYくんはエンジンがかからない。

Aさんは【第45話】【第49話】に書かせて頂いた通り、【自分は出来るオーラ】が出ている。

直前の3週間くらいまえから集中するつもりなのだろう。

「それでは遅い」「8月末までに、過去問12年分制覇」と言っていたが、

正直、それをこなしてくれていたのは、NHさんだけだった。

Yくんは、過去問を【暗記】してしまっていた。

「過去問5年分のうち、どこかから出題するよ」というと、ほぼ満点を取る。

だが、その翌週に同じ問題を出す【いじわる】をすると、30点くらいになる。

ようは、自分の苦手な分野は【暗記】なのだ。理解はしていないのだろう。

Yくん曰く、「勉強してこなかったので、【勉強の仕方】が分からない」と言うのだ。

後で知ることになるが、人間には【読むタイプ】と【聞くタイプ】がいるそうだ。

【書いて覚える】はまた違うらしい。

私は間違えなく【読むタイプ】だ。

Yくんは、後から聞いたら、自己分析的には【見るタイプ】とのこと。

確かに、YouTube等の台頭で、【映像授業】が気軽に家でも出来るようになった。

あと、Yくんは、サッカーで名門チームのジュニアユースに所属していたこともあり、

その時は、上手な人のプレーを【見て真似た】そうだ。

そういう感覚の人もいる。

Yくんは、過去問一問一答に勉強を切り替え、【単語の意味】を今一度解釈してもらうことにした。これがあっていたのか間違えていたのかは、本番の結果次第だ。

成績が上がってきたNさんTさん、まだエンジンのかかりきらないAさん、伸びしろありだが成績につながらないYくん

そして、病気療養中で回復を祈るばかりのNHさん

あと本試験まで30日。

そんな折、NHさんから久々のLINEが届くのであった。

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