スタッフブログ
【宅建勉強会の軌跡】第16話
~続・宅建勉強会参加~
住宅比較株式会社に入社した。
仕事内容は、以下の通りだ。
・ハウスメーカーの土地から探しているお客様のヒアリング
・物件情報検索
・土地ご案内
・役所調査
・重要事項説明書の作成
社長は、私が最初から上記が出来るものだと思っていたが、私はとても怖く感じていた。
今までは、住宅展示場にご来場したお客様に対して接客してご契約をすることがメインだったが、これからは、【ハウスメーカーさんがご集客してくださったお客様が、そのメーカーで建築するための土地探し】をメインとすることになる。
お客様が、【エンドのお客様】と【ハウスメーカーさん】の2手になる。
その上で、お客様から信頼を得るにはどうしたら良いか。
勉強しなければならないことが多くなった。
エリアの知識、不動産の知識、ハウスメーカーの特徴。
社長のお付き合いのあるハウスメーカーさんの商談に入らせて頂いた。
そこからご紹介いただいたお客様にヒアリングをさせて頂き、土地をご紹介する。
私は展示場の店長をやっていた経緯もあり、建物の間取りについて、知識はある。
ハウスメーカーの若手営業さんがお客様から間取りの質問をされた商談があった。
その知識がなかったようで、何だか煙に巻くような話し方をしていた。
そこで、私が間取りをその場で描いてしまい、後日そのハウスメーカーの所長に怒鳴られた。
「あなたの仕事は何ですか?土地を決めてもらうために来ているのですよね!!」
ごもっともだ。大反省した。
そうだ、不動産のプロにならねば・・・。叱ってもらって大変有難かった。
住宅比較社員のTさんは知識を多く持っているが、宅建資格を持っていなかった。
Tさんには、役所調査のやり方や重説の作り方などを教えてもらった。
Tさんから「宅建は持っていなくても土地案内出来るし、特に問題ないよ」と言われた。
またまた心の中で悪魔がささやいた。
週1回の宅建勉強会はしっかりやろう。Tさんと同じペースでやっていこう。
普段よりは勉強していたつもりだったし、日々の仕事が宅建の内容なので、
そのまま進めていれば大丈夫だと思っていた。
今度は2点差で不合格だった。
Tさんはちゃっかり合格していた。
世の中、そんなものだ。甘くない。