スタッフブログ
日経新聞 私の履歴書 赤松良子 を読んで(1)
2021.12.01
赤松良子(日本ユニセフ協会会長)
日本ユニセフ協会会長の赤松良子さんは女性の地位向上に力を注いだ元労働官僚です。男性と対等に活躍したいという思いを胸にキャリアをスタートさせるも、旧弊な組織の中で様々な壁に阻まれます。しかし持ち前のガッツと知恵で立ち向かい、1985年の男女雇用機会均等法制定という大きな仕事を成し遂げました。女性活躍の地平を切り開いたたちへの熱いエールが詰まっています。
男女雇用機会均等法ができた日のことは忘れられない。1985年5月17日。労働省の担当局長だった私は衆院の傍聴席から、山口敏夫労相が拍手に応えて大臣席で頭を下げるのを見届けた。
法律ができるまで、長い攻防があった。仕事をやりとげた喜びやほっとした気持ちとともに、残念で悔しい思いもあった。理想として思い描いていた法律と大きくかけ離れたものになったことを、自分が一番よく分かっていたからであった。
結果を出すことはできてもそれが理想通りなのか、程遠いものなのか、できたできないだけでなくその先も見ていかなければならない。
長い列に加わる、優れた先人の方々がいて、築き上げていただいた道を歩けることに感謝し、自分もそうなれるように道を作りたいと思いました。
お客様に感謝し時間や相談いただけることに感謝し準備していこうと思います。
住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉