スタッフブログ
日経新聞 わたしの履歴書 吉野彰 を読んで(22)
2021.10.24
魔法のフィルム
絶縁材と因縁の出合い 特許囲い込まぬ戦略当たる
他社の電池に使う予定のセパレータ(絶縁材)ですが、ちょっと性能を調べてもらえませんか」
1985年ごろ、違う部署の同僚から頼まれた。この部材は「ハイポア」(商品名)。のちに新型リチウムイオン電池の中核部材に採用され、旭化成の成長事業のひとつに育っていく。このときが最初の出合いだった。
セパレータは電池のプラス極(正極)とマイナス極(負極)を隔て、電気の運び手であるイオンを通す役目を担う。
瓢箪から駒、他社向けの商品開発が自身にとってとても役立つものになった、自身が考えていた用途が実はより役立つ用途を秘めていることがあると知りました。可能性を広げることが大切だと感じました。
特許を取ることに関して、ライバルが増えるが他メーカーからライセンスすることを選んだとありました。何を目指しそのためにどんな方法を選んでいくかが大切と感じました。
お客様が何を求め、本意では何を望んでいるのかを掴み、叶えるための道を探していこうと思います。
住宅比較株式会社 浦和 竹内智哉