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【宅建勉強会の軌跡】第38話
2025.02.07
~ 宅建勉強会の講師とは ~
私の講師としての考えが未熟であったために、生徒さん3人が【勉強する場】を
【強制的に】作ることが出来なかった。
そもそも、いつも社長に言ってもらっているこの議論に立ち返る。
私が20代後半で展示場の店長をやっていた時のN社長との話に遡る。
【展示場の店長時代の話】
社長「Tさんは、次の2人の店長のどちらが良いですか?」
「1人目は、出来る部下が集まっていて常に成績上位の展示場店長」
「2人目は、若手や成績の悪い営業さんが集まっていて常に成績最下位層の展示場店長」
私T「1人目の店長が良いです!」
社長「経営者目線と店長目線では全然違うよね」
私T「成績上位の方が良いですよね!」
社長「だから店長止まりだね」
私T「???」
その時はよく分からなかった。答え合わせもしてもらえなかった。
今は分かる。圧倒的に後者(2人目の店長)だ。
【出来ない人を出来るようにする】ことを、経営者は店長に託している。
それだけ人材は貴重で、かつ育てていかなければならない。
【人に教える】【人を育てる】ことにおいて、その役職で実績を積んで
スキルアップしていかねば、経営者になった時に会社はおそらく倒産してしまう。
宅建勉強会の講師は、必ず合格させなければならない。
この当時は、そのことを考える頭がなかった。
【宅建6回も落ちた癖に、カッコつけて講師をしている】現状。
生徒さんに、【しっかり勉強しないと、私みたいになっちゃうよ】と、
本気で言える人間にならなければいけなかった。