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【宅建勉強会の軌跡】第34話
2025.02.03
~ 教える側としての宅建勉強会 惨敗 ~
2月から宅建勉強会が始まった。
生徒さんは6名。Tさんが講師で私は補助講師。
毎回の勉強会資料をまとめて、宿題を作る。
今回は、水曜日の夜クラスがあり、銀行員の方が仕事帰りに3名勉強会に参加した。
授業が進むにつれて、銀行員の方々が仕事の都合を含めて休みがちになってきた。
その時に、Tさんが言っていたのは、
「牛を水辺に連れて行っても、水を飲むか飲まないかはその牛次第だ」だった。
私は、その雰囲気に飲まれ、「勉強するのもしないのもその人次第だな」
と思っていた。
5月頃になると、銀行員3名は全員不参加になり、連絡も取れなくなってしまった。
振り返ってみると、自分も【いかに勉強会をサボるか】を考えていた頃を思い出す。
【第13話、14話、18話、19話参照】
社長からは、【休むようになったのは講師が原因だろう】と言われたが、
私もTさんも【生徒さん次第でしょ】と正直思っていた。
Yくんは水曜日の昼の部で参加していたが、結果的にその銀行員の不参加が悪影響で
あったことは間違いなかった。
恐ろしい結果が待っていた。
その年は、なんと6名全員不合格となってしまった。
Tさんと私は、言い訳をして自分を正当化して守るしかなかった。
そこに反省はきっと生まれていなかった。