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【宅建勉強会の軌跡】第28話
~ 不合格の事実を受け止める ~
またまた宅建試験不合格となり、本当に落ち込んだ。
今までは、不合格になってもそこまで落ち込んでいなかったが、今回は質が違う。
どんな顔して仕事をしたら良いか。
当時はとても悩んでしまった。
今だったら、【過去は変えられない。正面から受け止めて、今後はどうしていくか。】
自分と約束し、周りに宣言すれば良いと思うのだが、当時は受け止めきれなかった。
N社長と講師のTさんの顔を、数か月間まともに見ることが出来なかった。
私が【丸刈りにした】ことについて、【本当に反省しているならスキンヘッドだろう。どっちにしてもハゲてるんだから。】と、N社長が、全社員の前で言って頂いたことで、少し気持ちが楽になった。
Rくんにも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。ただ、恥ずかしいと思ってしまった。
恥ずかしいと思う気持ちは、おそらく【自分は本当は出来る人間だ】と思っている現れで、プライドが高いのだ。
【不合格の事実を受け止めていたらどうだったろう】
【自分は人より劣っているのだから、合格した人の倍は努力してトントンだ】
と思える人にならねばならない。
不合格になり、少し時期を空けて冷静になった時にそのように思える。
ただ、私の悪い癖は、【喉元過ぎれば熱さを忘れる】だ。
これを何度も人生で体験している。
おかげさまで、その期間(周期)は短くなっているし、自分で気付けるようにもなってきている。
今後はどうするか。
【自分は出来ないのだから、人一倍やらなければならない】と思う訓練から始めなければいけない。
プライドが高い。
この目標達成と関係ない所で私の中に陣取っている【人からよく見られたい自分】は、
この機会に決別して、【何回も落ちているバカなんです、私】と言える訓練を始めた。
2月からまた宅建勉強を開始した。今度こそは【コツコツ勉強して合格する】と宣言した。