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【建築】三井ホームの学生向け木造マンション
こんにちは。住宅比較の森田です。
今年3月、三井ホームの木造マンション「MOCXION」が学生向けに初の6階建で生田に竣工しました。4月2日の住宅新報よりご紹介いたします。
MOCXIONの技術仕様をもとに施工を請け合い、東急不動産が川崎市多摩区に開発した初の木造学生向けマンション「キャンパスヴィレッジ生田」が3月に竣工。
建物は高断熱仕様、高効率な給湯器・エアコンを導入。さらに太陽光発電システムを搭載し、共用部で活用するといった取り組みにより、1次エネ消費量を国基準日比20%以上削減。ZEH
小田急小田原線生田駅より徒歩9分。家賃は5.6万〜7万、共益費2.3万円。
アットホームに掲載されている、類似物件で比較してみました。
同サイトによれば、生田駅の物件相場は1Rで5.4万。これだけ見ると、家賃は少し高くて管理費がかなり高いことがわかります。
ポイントは「学生限定」にありました。
学生に嬉しいサービスが充実
他物件にない独自のサービス。それが月額25,300円の朝・夕の2食付きプラン。初めての一人暮らしも安心のサポートです。家具家電付きの居室、広々とした共有スペースは天然木があしらわれ、温かみのある空間。
そして女の子には心強い、5・6階は女性専用フロア。
ターゲットは明治大学、専修大がメインで、小田急線沿線の大学が中心です。
大学生の一人暮らしといえば、「○○荘」的な古い建物や、学生寮施設のようなイメージでしたが、時代は変わりつつあります。
扶養範囲内でアルバイトをする場合、月収は約8.5万ほどが上限であることを考えると、この三井ホームのマンションは、親の金銭支援を見据えたものなのではないかと思います。
これからマイホームを購入する方は、自分の子どもの成人までのプランも慎重に考慮したうえで資金計画を立てる必要がありそうです。