不動産コンサルティングの住宅比較株式会社

スタッフブログ

活動記録(路線価)

2023.07.28

住宅比較の新井です。

土地の公的価格は、公示地価・基準地価・固定資産税評価額・相続税評価額(路線価)・実勢価格の5種類があります。これを「一物五価(いちぶつごか)」と言います。

※それぞれ調査主体や基準日などが違います。

今回はその中で、7月上旬に発表された令和5年度の路線価について調査しました。

弊社が多く取引をさせていただいているエリア、(湘南新宿ライン【JR高崎線・JR宇都宮線】、東武アーバンパークライン(旧東部野田線)、伊勢崎線から東部スカイツリーライン)で令和4年度と令和5年度を見比べて、各駅から徒歩約15分圏内付近までの路線価の上昇具合を調べました。

   

   

湘南新宿ラインの調査結果です。色分けは、凡例をご覧ください。

※ほとんどのエリアで上昇しておりました。

 

 

 続いて、東武アーバンパークラインです。(旧東武野田線)

※春日部付近の上昇はほとんどありませんでした。大和田付近の区画整理事業が楽しみです。

 

 

実勢価格と路線価の関係を調査するため、上記の図に実際相続税評価額(路線価)の何倍で取引されているか調べてみました。

湘南新宿ラインの調査結果です。

※大宮駅から北側に行くと、高崎線(鴻巣方面)より宇都宮線(久喜方面)の方が全体的に上昇率が大きかったです。

このように図にすることで、土地相場の感覚も良くなり、また部分的に上がっているところは何故上がったのかと疑問を抱き調べてみるなど、大変勉強になりました。

相場感をしっかり身に付けるため、最新の情報を正しくお客様へ伝えるため、毎日少しずつ努力して参ります。

 

現在は、

・東武アーバンパークラインの実勢価格と路線価の関係

・伊勢崎線からスカイツリーラインの路線価の上昇率

を調査中となります。

出来上がりましたら、またホームぺージに掲載させていただきます。

 

  

住宅比較株式会社 新井悠希 

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