いろんな比較
【政策】岩槻から都内へ!地下鉄7号線延伸計画
こんにちは。住宅比較の森田です。
埼玉県は平成12年頃から、浦和美園駅から岩槻駅を経由し、蓮田駅までの延伸を目指し、実現に向けた調査・検討が行われてきました。
今回は、
地下鉄7号線(埼玉高速鉄道)延伸計画
そしてそれに伴って計画されている浦和美園~岩槻地域成長・発展プランについてご紹介します。
成長・発展プラン
さいたま市のHPによれば、このプランは平成24年9月に策定。平成23年度に開催された地下鉄7号線延伸についての会議での議会のコメントを踏まえた政策なので、この延伸推進を強く意識したプランとなっています。
このプランの目的は、さいたま市の副都心である浦和美園の地域の魅力を高め、定住、交流人口を増加させることで、延伸計画への評価向上を狙うこと。さらにこのプランを進めることにより、延伸対象地域のまちづくりを足並みをそろえて高めていき、「東日本の中枢都市」づくりを推進することも目的の一つとしています。
延伸するメリット
野田線(東武アーバンパークライン)のみが停車駅となっている岩槻周辺は、春日部にしろ大宮にしろ
都内へ行くために必ず1回以上乗り換えしなければならない
というエリアです。もし浦和美園~岩槻の地下鉄7号線延伸計画が実現した場合、岩槻からの都内への乗り換えがゼロになります。
浦和美園から岩槻までのまちづくりプラン
浦和美園駅周辺
まちづくりの方向性:スポーツ、健康、環境・エネルギーをテーマに新しいまちの創造
中間駅周辺
まちづくりの方向性:新たな付加価値。自然と共生し、地域資源を活用したまちの創造
岩槻駅周辺
まちづくりの方向性:城下町や人形のまちとしての歴史・文化が息づく、ふれあい・おもてなしのまちの創出
プランは試行錯誤でまさに成長中
推進団体は、行動計画としてあげた実践作を、PDCAサイクルによって実施状況の点検・効果検証などを毎年度実施しています。そして5年後を目安に行動計画の総点検、検証、改善を行っています。調査・検討して実行・改善を繰り返す、まさに浦和美園~岩槻は今も成長・発展途中なのです。
この施策によって持続的にまちが発展してけば、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道)が延伸するとき、岩槻や美園だけでなく中間や周辺のまちも豊かになっていることが期待できるでしょう。
そのためにはどのエリアも市民の主体的な参画が大切なのではないでしょうか。市民、企業、行政、大学の連携を掲げたこの地下鉄7号線延伸へのまちづくり計画、ぜひ一度覗いてみてください。
【出典・参考サイト】