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【技術】最高に安全で快適:ツインモノコック構造
近年、「ツーバイフォー工法」による住宅が増えています。日本ツーバイフォー建築協会によると、我が国では年10万戸がこの工法で建築されているそうです。
DIYが趣味の方などは、戸棚づくりなどで「ツーバイフォー」という言葉は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
【ツーバイフォー工法とは?】
「ツーバイフォー」というのは使用される角材のサイズのことです。2インチ×4インチ、だからツーバイフォー。
この木材を1枚のパネルになるように組み、それらを合わせて六面体構造(箱のようにあわせる)にする建築方法がツーバイフォー工法、またの名を「木造枠組壁工法」といいます。現在カナダやアメリカではこの工法による建築が主流です。
この工法は簡単に言うと、
①地震に強い!
②燃えにくい!
③長持ちする!
④省エネ!
という夢のような技術です。
【職人技が光る伝統工法:木造軸組工法】
それに対して、日本の古い木造住宅に多い工法が「木造軸組工法」と呼ばれるものです。柱や梁を複雑に組み、骨組みから建てていく工法です。
【どちらの方がいいの?】
従来の工法は、骨組みから考えていくので間取りの自由度が高いのに対し、ツーバイフォーは箱を組み合わせるイメージなので、たとえばリフォームで壁を抜いて部屋を広げるなど、間取りを後から変えるのが難しいです。それから省エネ・耐火性のメリットでもある高気密・高断熱であるツーバイフォー工法はカビ・結露発生のリスクがあります。一方、現在主流になりつつあるだけに、工法が細かくマニュアル化され・分業もしやすいため工期は従来の工法より早く、大工さんによる出来の差も少ないのがツーバイフォー工法の強みです。
【一条工務店の安心な家造り:モノコック構造】
このツーバイフォー工法の耐震性にいち早く注目した一条工務店は、「ツインモノコック構造」を採用しています。自動車・ミサイル・飛行機などにも用いられ、骨組みなどの代わりに最小限の加工で強度を持たせる工法です。
耐震性を熟慮したバランス配置の壁4面を、強固な2枚の天井・床ではさみ込むモノコック構造の最強の六面体によって、一条工務店の家は安心な家づくりを実現しているのです。さらに先に述べたツーバイフォーの弱点・カビや結露への弱さも、「熱交換」換気によって温度と湿度を一定に維持することでカバーしています。
近年予測される東海地震の震源に近い静岡で生まれ、1978年から地震に強い家づくりを原点に実験を続けている一条工務店。
デザインも、非常にリーズナブルながらにスタイリッシュなものやかわいいヨーロピアン、和風建築など目移りする豊富さです。
コスパよく快適に住み続けられる一条工務店の家をぜひ覗いてみて下さい!
(画像元:一条工務店HP https://www.ichijo.co.jp/)