いろんな比較
【制度】子育て世代の支援延長
こんにちは。住宅比較の森田です。
いま国は、長期にわたって住み続けられる家、優良住宅ストックの増加への政策をすすめています。
今回は、最近制度の延長が発表された
こどもみらい住宅支援事業
についてご紹介します。
こども未来住宅支援事業とは?
こどもみらい住宅⽀援事業は、⼦育て⽀援及び2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、
⼦育て世帯や若者夫婦世帯による⾼い省エネ性能を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に対して
補助することにより、⼦育て世帯や若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る事業です。
事業概要 | こどもみらい住宅支援事業【公式】 (mlit.go.jp)
国交省の事業で、これから子育てをする世代にむけて優良な住宅建築を支援することにより、住宅ストックを増やしていこうというものです。事前に登録された工務店が請負建築をする際に、その性能に応じて国から補助金が出ます。
変更点
変更によって基本的に期限が5か月延長になりました。予算が終わり次第終了とされていましたが、追加予算600億円が決定したため、今からでも制度利用はまだまだ間に合います。
全額もらえるわけじゃない
この給付金は、家を建てる人(施主)に直接支払われるわけではなく、登録工務店に払われます。工務店の必要費用を差し引いた金額が家の価格から引かれます。
補助金取得にかかる費用は、例えば認定長期優良住宅(80万円対象)の場合・・・
〇認定にかかる資料・図面作成 → 20万円ほど
〇検査手数料・申請手数料 → 約5~8万円
〇工務店の申請費用(基礎工事が終わった段階で工務店が申請します) → 10万円
合計で約40万円ほど。
最終的に、
補助金 80万円 - 費用 40万円 = 40万円
ということで、約40万円お得に家が建てられます。
他の制度と併用できるの?
最後に、子ども未来住宅支援事業と併用できる制度・できない制度をご紹介します。
ZEH関連の制度とは併用できませんが、すでにすまい給付金等を申請している方はこの制度を重ねて申請することがおすすめです。
参考サイト