いろんな比較
【お金】相続税のきほん①
こんにちは。住宅比較の森田です。
私の母方の両親が亡くなってから、もし自分の親が、とよぎることが多くなりました。祖父母に関しては親戚がしっかりしていたため任せることができましたが、自分の両親にもしものことがあったらどうしよう・・・と不安になります。学校では意外と教わらない相続についてのあれこれ。その基本をTKC全国会・資産対策研究会監修の「相続税のきほん」よりご紹介します。
★相続が起こったらどうすればいいのか?
ドラマなどで相続争いがあったりしますが、あれは遺産分割会議に法的な期限がないためです。相続には期限が決まっている手続きもあります。相続の開始があったことを知った日(通常被相続人がなくなった日)の翌日から10ヶ月以内に、次の3つの場合において、相続人は相続税の申告・納付をしなければなりません。これは現金一括納付です。
1.正味の遺産額(課税価格)が基礎控除額を超えるとき
2.配偶者に対する相続税軽減を受けるとき
3.小規模住宅地等の特例を受けるとき
納税までの10ヶ月のスケジュールは以下のとおりです。
※注意※<遺言書の有無の確認について>
遺言書保管法の施行期日(2020年7月10日)以降に法務局で保管された自筆証書遺言については家裁の検認不要です
なお、遺言書の有無の確認~遺産の評価までは被相続人の生前にできます。特に法定相続人の調査・確認は人によってはかなり時間がかかるので、早め早めに行動することが得策です。
次回は相続税とは何かについてさらにご紹介します。